畑のあるマンション
2010年01月30日 土曜日 02:44:34今から15年前にその空間は横浜で創られました。
当初は高齢者用施設として建てる計画でしたが、設計段階で大きく変更になったのです。
設計はもちろん建聖であります。
高齢者施設だからといってお年寄りだけが住む場所をつくればいいのかという根本的な部分からスタートしていきました。
箱と表現される建物ではなく、人がいる空間なのです。
高齢者にとって必要な空間とは、高齢者が必要とされる空間であり、生きがいを感じられる空間であり、
それにとって何をどう配置して完成後にどうエネルギーをまわしていくかというところまでを建聖は発想していくわけです。
もうこの部分までくると神の領域です。
まるで昔懐かしい路地裏を思わせる空間があったり、近所の晩ご飯の匂いが漂う空間があったり、四季の移り変わりを感じられる屋上庭園の遊歩道や公園や様々な仕掛けがあったり、もともとあった大木を切らずに敷地を創ったり、単身者から夫婦から子供がいる家庭から2世帯住宅までの一生の間のライフサイクルにあわせた様々な間取りがあり、もちろんバリアフリーの生みの親である建聖にかかるとドアのサイズからインターホンの位置からキッチンの細かいサイズや様々な色使いまで・・・・。
高齢者だけでなく市営住宅がセットされ建聖が誘致した診療所までプラスされ、自然とみんなが顔を合わせてしまう仕掛けがあるので、お年寄りと子供たちが自然とふれあい鍵っ子がいないわけです。
マンションだけの自治会がつくられ、クリスマスの時にサンタさんの役をお年寄りにお願いしたところなかなか役をやる方が見つかりませんでしたが、サンタさん役を引き受けたお年寄りがマンション中の人気者になってしまい、次の年から希望者が殺到したそうです。
そんな建聖のマンションは、横浜方式といわれ全国で容だけは模倣されていき、診療所からはホリスティック医学協会(東洋医学と西洋医学)ができ医学会にもインパクトを与えるものとなりました。
空間設計というより空間創造といった方が適切かもしれませんが、もっと禅的な要素の入ったマンションであります。
概要はこちらで見れます。
もちろん建聖の足元にも及びませんが、今回の企画はそんな要素を含め心を込めて進めていくつもりです。
最近お話した土地所有者の方がラ・クラッセのオーナーとご友人であることがわかり早速建聖に連絡をいたしましたところです。